タマちゃんのお菓子な日常

お菓子・おかしい話を中心に現代の問題点を掘り下げて行きたいですが、無理でしょうか?

食物に関する疑似科学(4)

 疑似科学についてウィキペディアに一覧が出ていたので、簡単に解説します。名称は知らなくても、たいていはどこかで聞いた内容です。

・フードファディズム:フードは食物、ファディズムは(悪い意味で)感化されることです。食物と病気の関係などを聞くと、すぐに感化されて「○○を食べるとがんになる」とか言うことです。

・断食療法:元は宗教の行事ですが、多くの病気に効果があるというものです。科学的には、大腸等の反射により便通の改善が証明されているだけです。

・フレッチャー主義:フレッチャーの咀嚼主義と言われるもので、よく噛んで食べると消化、吸収が良くなる上、脳の活性化やアンチエイジングに効果があるというものです。医者でも信じる人がいますが、臨床的には証明されていません。

・合食禁:いわゆる「食べ合わせ」とか「食い合わせ」とかいうもの「がっしょくきん」と読みます。たいていは迷信ですが、腹が冷えて体に悪いなどの教訓も含まれています。

・反牛乳主義:牛乳は子牛の飲み物だから人間には合わないというもので、菜食主義者が唱えています。私は牛乳が好きです。おいしいものは正義です。アホらしくてまともに解説する気にもなれない。

・菜食主義:本来は動物愛護から肉食を避けようとする運動のことです。欧米では卵や牛乳も採らず、動物起源の生活用品や服も避ける人がいます。日本では元の意味からして違っています。食物の話ではなく動物愛護の話です。

・有機農業:農薬や化学肥料を使わない農業のことでしたが、のちに遺伝子組み替えも行わない意味も加わりました。有機農業は真っ当なものですが、よくインチキ商法に取り入れられているので、疑似科学に入れられている悲しいものです。


 この他にも多くのものがあるのですが、ほとんどは金儲けに絡んだものがおおいですね。

・酸性食品とアルカリ食品・アルカリイオン水・水素水・クロレラ食品・高濃度酸素水などです。これで大儲けした会社がありませんか?